「ビジネスパーソンとして未熟」と評価された私が、なぜ2期連続で社内表彰をもらうことができたのか
公開日:2026.05.01
※この記事は『2025年12月18日』に公開した内容をもとに掲載しています。
日本から世界No.1を目指すスタートアップ、Acompanyの水元です。
この1年間で3つの評価期間を経てきました。その最初の期で私は、タイトルにもあるような厳しい評価をいただき、心が折れかけました。しかしそこから、2期連続で社内表彰をいただくことができました。なぜ表彰いただけたのか、この1年間何をやっていたのかを書いてみたいと思います。
なお、Acompany社内では当たり前な積極的な生成AI利用のビッグウェーブに逆行するかの如く、全て私自身のタイピングで書いています(と、思っていたら執行役員・竹之内も同様に、AI活用なしで書いていました)。
※竹之内さんとは防衛領域でのイベントでご一緒する機会があるのですが、打ち上げで飲みに行くたびに「世界をより良くするために秘密計算を広める役割を担っている」と語ってくれていつも刺激と興奮をいただいてます!
ファイナンスから、マーケティングへ
ファイナンスを通じて多くを学ばせていただいた
1年前に書いたアドカレでは、Acompanyに入社して半年が経過し、CEO高橋との広報・Podcast発信や社内外のイベントを通じて早く、大きく成長をさせてもらえているという話を書きました。
-【在職エントリ】学生起業家がスタートアップに転職して6ヶ月、あるいはキャリアのエレベーターについて
※実は、1年前の2024年12月頃はAcompanyシリーズBファイナンスの佳境であり、ほぼリソースをファイナンス業務に充てていたのですが、当然まだナイショの話なのでアドカレには書けなかったのが記憶に残っています。
一方で、会社からの評価はとても厳しいものだった
シリーズBのファイナンスが無事にクローズが見えた頃、代表・高橋直下のCEO室だけではなく、COO佐藤が管轄するマーケティング部を兼任することになりました。2024年10月に初めて展示会ブース担当した時に私の展示会でのポテンシャルが開花したことと、私目線でも強みを発揮しながら更なる強みを作っていきたいという意向が重なったことが理由です(多分)。
これまで以上に、顧客やビジネスに近い現場で、営業やインサイドセールスなどビジネスサイドの方々と一緒に働ける!とても楽しみと思っていました。
しかし、マーケティング部として最初の期間を経て、評価フィードバックで佐藤からいただいた内容は、とても厳しいものでした。
細かいタスク漏れ、上司とのコミュニケーション不足が一部見られる。
〜省略〜
また、事業理解やチームの状況や施策の意図についても、もっと改善の余地がある。経験値としてのハンディキャップが一定あるのは理解しているが、それを何らかの形で埋めて、自らのプレゼンスを高める努力が必要。
〜省略〜
ビジネスパーソンとして、このままでは、自分の仕事の責任範囲を広げることが難しい。-2025年4月評価FBより
読みました?僕はいま見返してみても、胸がギュッと苦しくなります(笑)
Acompanyが取り扱う技術やプロダクトは難易度が高いです。入社半年の自分は社内の目標や施策などの議論に全く入れませんでした。
また、タスク漏れやボールの落球も少なくなく、かつビジネスパーソンとして当然な報連相をはじめとしたコミュニケーションも当たり前にできているわけではありませんでした。
腐りそうになった、けど絶対に折れたくもなかった
自分目線だと、イベント準備や出展はもちろん、私用を後回しにして誰も参加できないピッチイベントに飛び込んだりとがんばっている"つもり"でした。それなのに評価されないなんて、もういいやと腐りそうになった瞬間がありました。
ネガティブな考えが頭に浮かんでくるその瞬間からすぐにこんなことを考えていました。
当たり前のことを当たり前にできない奴が、本当に今後何かを成し遂げることはできるのか?
仲間であるAcompanyのメンバーに認めてもらうことができないで、今後誰から認めてもらうことができるのか?
もう一度だけ、がんばってみよう。苦手なことにも、向き合ってみよう。
間違いなく困難、しかし全社にとって重要なことに手を挙げた
自社カンファレンス『Trust2025』のリード
私一人がくすぶっている暇もなく、Acompanyは急成長していきます。シリーズBラウンドの資金調達をリリースするのに合わせてリブランディングを行いました(リブランディングの詳細はデザイナー、ありさんのnoteに!)。
「Trust. Data. AI. あらゆるデータとAI活用に、信頼を。」
新たにAcompanyが目指すメッセージを、より多くの人たちに届ける必要がありました。
そこで生まれたマーケティング部でのミッションは「大型のPR/マーケティング施策を行う」ことでした。
これまでAcompanyは大型の自社イベントやカンファレンスを開催した経験がなく、完全に0から立ち上げるプロジェクトでした。
今でも鮮明に覚えていますが、マーケティング部内で今期キックオフの位置付けである1Day合宿を行った際に、「誰が/どうやって"大型のPR/マーケティング施策を行う"を達成しようか…」というシーンがありました。
絶対に大変だろうな。誰かがオーナーシップを持って進めなければ中途半端に終わってしまうだろうな。そんなことを、全員が思っていたと感じます。
そこで、僕は手を挙げました。「このプロジェクトのオーナーやります。これをやり切って、社内表彰を取ります」
大型イベントの目的やゴール、コンセプトから、基調講演・セッション登壇者への登壇依頼からあらゆるチャネルを用いた集客、さらには200人規模のカンファレンス運営のロジなどやるべきことは無限でした。
絶対に失敗できない。だからこそ、未熟な自分は周りを頼った
これまで、自分が苦手なことについては初動が遅れたり、相談や協力を仰ぐのが直前になったりしていました。このプロジェクトでそれは絶対に許されません。そこで、本イベントのオーナーCOO佐藤と週1回のイベント1on1を設定することに加え、イベントオーナー経験が豊富なはまださんに勝手にアドバイザリーを求めて定期的な相談機会をいただきました。合わせて、全社施策でもあるため、CEO高橋や執行役員・竹之内を巻き込んだプロジェクト進捗報告を隔週~月1は設けました。困ったことはその場で相談するのはもちろん、「何か僕には見えていない落球はないですか?」と問うことで、気付かずにゲームオーバーになることを避けることができました。
今思うと、上記のミーティング機会を設けたことが大正解だったと思います。
もう1つ、大正解だったことがあります。それは、この大型イベントに「Data & AI Conference『Trust2025』」というネーミングにしたことです。
私たちが伝えたい「Trust. Data. AI.」の一語を冠するカンファレンスタイトルが、そのまま私たちのメッセージ、およびブランドになったと感じています。
-Data & AI Conference"Trust2025"
ぜひ上記LPを覗いてみて欲しいのですが、官民から各分野の最前線を語りうる登壇者の皆様にお力をお借りすることができました。
集客は、全社一丸となって実施しました。特に、佐藤をきっかけに経営陣、営業部の皆さんはメール末尾に『Trust2025』の開催を宣伝してくださいました。
デザイナーのサクラバさんが最高のLPを爆速で作成してくださったり、私の上司である望月は過去の経験から集客チャネルを切り拓いてくださったり、初開催のカンファレンスにも関わらず、計3団体からの後援をいただいたり…。
▽『Trust Online 2026』のLP
▽こんな最高のnoteもあります!
-Acompany初の主催カンファレンス - 手探りで進めたクリエイティブ制作、デザイナーが振り返ります
結果として、来場目標数に対しておよそ2倍の来場者にお越しいただき、大盛況のまま閉会。成果としてもオーバーアチーブすることができました。
とある登壇者の方からは「Acompanyがこんなに立派なカンファレンスを開催するようになったんだね」と仰って頂けたことが心から嬉しく思いました。
何よりこのカンファレンスを通じて、全社一同が大きな自信と、事業への誇りを新たにする機会になったのではないかと思っています。
そして、『Trust2025』の成果を評価いただき、マーケティング部として社内表彰「OKR賞」をしていただきました。
この賞は、「あの時、手を挙げた時」から目指していた賞だったので、心の底から嬉しかったです。

また、当該期での評価フィードバックでは、下記のように前期からの課題を解決できていると評価いただけたのも内心ガッツポーズした瞬間でした(もちろんまだまだ伸び代しかないことは承知の上ですが!)
特に展示会やイベントに対して、主担当の責任感を持ち、企画は上長などと相談しながら認識の相違なく進める、オペレーションに関してはチーム外も含めた関係者と円滑に調整しながら進める、ということができていた
- その結果として、掲げた目標を達成できたのは素晴らしい成果だった
〜省略〜
前期のフィードバック(ケアレスミスや主体性)が大きく改善されており、成長を確認することができた-2025年8月評価FBより
長らく続いた全社イシューを、解いた
Acompanyは秘密計算およびそれを用いたプロダクトを展開しています。現在は注力商材であるAIセキュリティ製品の成長を目指しています。
一方でこれまで、そもそものハウスリストの絶対的な不足や、AIセキュリティ製品をターゲットとしたリードの不足が全社的な課題となっていました。
前期は、私たちマーケティング部は勝負の時でした。なぜなら、大きくリード数を獲得しハウスリストをリッチにするための施策、「展示会への大型出展」があったからです。しかも、3週連続。「展示会ウィーク」が始まりました。
私たちはこの機会を成果に繋げられなければ、次なる大型施策は数ヶ月空いてしまいます。なんとしてもこのタイミングで、リード不足という全社イシューを解く必要がありました。
詳細こそ省くものの、マーケティング部マネージャーであり私の上司の望月は、前職時代に展示会を通じたリード創出を強みとしていました。そこで、望月と二人三脚で(正確にはマーケティング部全員で)展示会の準備から仕込みを日々進めてきました。
なお、前期期間で大小問わずカウントすると私は4ヶ月で合計15のイベントに参加しており、その中での大型出展の準備は非常にタフなものでした(笑)。
まずは、立地。目指すは獲得リード数の最大化
およそこの1年を通じて、さまざまな展示会に出展をする中で、筋の良いEXPO、相性の良いテーマ、人通りの多い立地、といったことのナレッジが溜まってきました。
今回、私たちが大型で出展したのは下記3つの展示会です。
2025/10/08-10:NexTechWeek2025秋
2025/10/14-17:CEATEC(シーテック)2025
2025/10/22-24:Japan IT Week2025秋-ちなみに全部幕張メッセ。この1ヶ月は幕張生活でした(笑)
特にテーマとして"AI"が入っていること、カッティングエッジな技術やテーマの出展があること、そして展示会の運営や来場者の質が担保されていることなどから判断しました。
とにかく立地が大事。そのため、この施策はおよそ数ヶ月前から仕込んでいたものになります。
初めてブース装飾を行い、プレゼンスペースを設けて実演士さんにブース内プレゼンをしていただいたり(この方の社内人気がすごい!)、どうしてもブースサイズに対して足りないリソースはイベントコンパニオンさんや過去の展示会で何度も協力してくれた学生アルバイトさんのお力を借りたりしました。
そして何より、全社総動員で展示会に参加していただきました。ビジネスサイドはもちろん、多くの技術サイドの方にもお力をお借りしました。その結果、多方面で私たちのプロダクトや技術について来場者の関心に合わせてアトラクトすることができたと感じています。
一番嬉しかったことは、多忙な中でも参加してくれたメンバーの皆さんが「展示会でお客様のリアルな声を聞けて良かった」「話す中で自分も学ぶことがあった」「疲れたけど、楽しかった」「また参加したい」そんなポジティブな言葉を伝えてくれたことでした。展示会、楽しいよね!

リード数、アポ数がAcompany過去最大に
私たちの展示会ウィークは、終わってみれば一瞬にして終わりました。大きなトラブルはなく(強いて言えばブーススタッフが足りずに参加スタッフがブラック労働になっていたことでしょうか🙏)、数字面の成果も出てきました。
3展示会での獲得リード数は、私たちのハウスリストをおよそ2倍にし、当然単月獲得リード数は過去最大、さらには獲得アポ数も過去最大となりました。
直近開催されたOKR DAYで、この展示会ウィークからの成果を評価いただき、2期連続となる社内表彰「盛り上げ大臣賞」をいただきました(笑)。

2期連続の社内表彰から分かったことは、全社的に課題となっていること・必要とされていることに対して、(当然困難だと分かっていたとしても)手を挙げて、なんとか解決する。この連続こそが会社と個人を成長させてくれるということでした。
最後に
これからもAcompanyの成長につながることに手を挙げ、リードし、それを通じて自らも急成長していきたいと思っています!
次なる社内表彰を取りたい方、ぜひAcompanyのドアをノックしてください!僕も次は、Acompany賞という賞を獲得したいので勝負しましょう!
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